チラシの裏を集めるそのワケ

確かに、広告媒体としてブログを使う事が有効であった時期は終わりつつあるのかも。
そういう点ではビーコン渡辺さんがポッドキャスティング次の一手に何を考えてるのか聞いてみたい気はしますね。
ただ、一般企業はプロモーションとしてのブログの採用に足踏みしますよねえ。僕だって今の会社でプロモーションにブログを使う事を提言して、採用されるまでに2年かかってます。大体、その2年の間に電通博報堂もブログを絡めたプロモーションの提案もってこねーし。
確かに仮想体験や仮想コミュニケーション、親近感という点でブログの有用性は以前から謳われていたけれど、いまは収束しつつあると思うんだけどな。
それより、どうしてブログユーザーの囲い込み、本来チラシの裏に書かれるべき事でもなぜ書かせるか、それをよしとする風潮があるか、さらにトラックバックの間違った使い方まで奨励する風潮があるのか、これはブログを“クチコミメディア”として確立させたいからですよね。
gooブログとかは怖いです。どこに住んでる、何歳の、女性or男性が、日々何を感じているか、今のキーワードは何か、必要なものは何か、該当者をピックアップする事がたやすいので、そっからひっぱっていってばーっと見ていけばよい。これが個人サイトの集合体では出来なかったと思います。『ターゲットはM2で、ここ1週間でよく書かれたことって何?』を調べる事がカンタン。だから、ブログはメディアとしての役目を終え、マーケティングツールとして文字通りWebのlog集積ツールとして歩みだしたのかな?なんて考えます。